ノーベルバイオケア
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今現在、日本でも広く普及している歯科用インプラントは、ノーベルバイオケア社によって初めて製品化されました。いうなれば、インプラントのパイオニアですね。世界でもトップレベルを誇り、歯科業界では知らない人がいないほど、有名なインプラントメーカーです。おそらく、患者さんの中でもインプラントに興味をお持ちの方なら、知っているケースも珍しくありません。
ここではそんなノーベルバイオケア社のインプラントが世界中の人に選ばれる理由や製品の特徴などを詳しく解説します。
ノーベルバイオケアとは
ノーベルバイオケアとは、アメリカに本社があるインプラントメーカーです。ブローネマルク博士の研究を元に、世界で初めて歯科用インプラントを製品化したグローバル・カンパニーです。つまり、ノーベルバイオケアのインプラントは、もうすでに50年以上の歴史があり、インプラント治療とともに成長を続けているといえます。単独歯から無歯顎の患者さんに至るまで、あらゆる症例に対応できるインプラント治療を開発しています。
世界中の人に選ばれる理由
圧倒的な治療実績
冒頭でも述べた通り、ノーベルバイオケアのインプラントの歴史は非常に深いです。「ブローネマルクシステム」と呼ばれる最初のインプラントシステムを開発して以来、数えきれないほどの数の患者さんがノーベルバイオケアのインプラントによる治療を受けてきました。その上で未だにトップシェアを維持し続けているノーベルバイオケアは、治療実績の1点においても他のインプラントシステムを圧倒します。
アフターサポートが充実している
インプラント治療は、フィクスチャーと呼ばれる人工歯根を顎骨に埋め込む点が最大の特徴です。それだけに、インプラントの埋入オペが終了したら、治療もほぼ終わりと思い込んでしまう方も少なくありません。確かに、インプラントオペは侵襲性の高い処置ですし、その後は上部構造と呼ばれる人工歯を製作および装着するだけなので、安心する気持ちもよくわかります。けれども、インプラントをいつまでも長く使い続けるためには、インプラント治療後のケアが何より重要となります。
とくに、メーカーによるアフターサポートがなければ、歯科医院も適切なメインテナンスを行うことができないのです。その点、ノーベルバイオケアならアフターサポートも充実しており、10年、20年と長期にわたってインプラントを使い続けることが容易となっています。
転居の際にも歯科医院の変更が可能
インプラント治療は、10年、20年と長い期間使い続けていくことができる補綴装置ですが、上述したように定期的なメインテナンスが欠かせません。転居によってインプラント治療を受けた歯科医院を受診できなくなると、プロフェッショナルケアも受けられなくなることも予想されます。けれども、ノーベルバイオケアのインプラントなら、日本におけるシェアもトップクラスであるため、転居先でもおそらく導入している歯科医院が見つかることでしょう。
安心の保証制度
ノーベルバイオケアのインプラントには、基本的に10年保証がついてきます。インプラント治療を受けてから10年経過して、インプラント体が脱落してしまったとしても、新品のインプラント体と交換してもらえる制度です。もちろん、10年保証がすべてのケースに適用されるわけではありませんが、歯科医院の指示通りにケアを行っていけば、トラブルがあった際、ノーベルバイオケアの保証を確実に受けることができます。また、ノーベルバイオケアでは、インプラントの使い回しをすることが一切ないため、院内感染のリスクなどもゼロに近いといえます。
ペイシェントカードの発行
ノーベルバイオケアのインプラント治療を受けると、すべての患者さんにペイシェントカードが発行されます。このカードに登録することで治療に関する情報が一元管理されるため、転居などによって受診する歯科医院が変わったとしても、スムーズにメインテナンスを受けることも可能です。保証制度に関しても、このカードがあれば手続きを迅速に進めることができます。
歯科医院選びの基準になっている
インプラント治療を検討する場合、単に家から近いとか、費用が安いといった理由で歯科医院を選ぶのはリスクが高いといえます。なぜなら、インプラント治療は一般歯科の治療とは異なり、歯科の中でもかなり特殊な技術や設備を要する分野だからです。それだけに、インプラント治療の実績は豊富であるか、歯科用CTが完備されているかといったいくつかの基準を設ける必要があります。
さらに、それらと同じくらい重要なのが採用しているインプラントシステムです。費用は安いけれども、マイナーなインプラントシステムでは、治療が失敗に終わる可能性も高まります。ですから、ノーベルバイオケアのようなメジャーなインプラントシステムを導入しているのが一つの大きな基準となっているのが現実です。
もちろん、ノーベルバイオケアのインプラントは、非常に優れたシステムなのですが、適切な治療を行うにはそれ相応の技術も必要になります。逆に言うと、ノーベルバイオケアのインプラントシステムを導入していて、多数の治療実績がある時点で、そこはレベルの高い歯科医院と判断することも可能です。
ほぼ100%のインプラント成功率
インプラント治療は、「10年経過後の残存率」という指標で、成功率を表すことがあります。インプラントを埋入してから10年経って、それでもなお問題なく機能している場合は、インプラント治療が成功していることを意味します。ノーベルバイオケアのインプラントは、10年経過後の残存率97%という、非常に優れた結果を出しています。ほぼ100%成功することを意味していますので、よほどのトラブルが起こらない限り、ノーベルバイオケアのインプラントは10年使い続けることが可能といえます。もちろん、その後も適切なセルフケアやプロフェッショナルケアを実施することで、インプラントの寿命を15年、20年と延ばしていくことは十分可能です。
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